究極の高感度ワカサギ竿


  穂先 究極の高感度をもったワカサギ穴釣り用穂先きをめざして (2003.02.08up'd)
  超柔らか穂先きを活かす方 (2003.02.15up'd)
  超柔らか穂先きを活かす方法 その2  (2003.03.01up'd)

穂先 究極の高感度をもったワカサギ穴釣り用穂先きをめざして。

 餌を喰わえたワカサギの重さが竿先を曲げるほどのやわらかさが穂先きに求められます。 最初の誘い、聞き上げの時に穂先きに当たりを出す、出したい。誰が見ても「あっ、当たりだ!」とわかる 穂先きが作りたいと強く思い、穂先き作りに試行錯誤している状況をお話いたします。

 私が以前使っていた穂先きは黒鯛用のグラスの穂先きを更に削ったものでした。黒鯛に抵抗なく喰わせる八洲調子の極細穂先きであっても、その何百分の1、何千分の1の重量しかないワカサギにはウェイトリフティングをしているようなものかも知れません。

 そこで今シーズンからはペットボトルを切って作った穂先きに変えました。何回か実際に釣って改良(?)を重ねていますが、未だ満足行くものには仕上がっていません。 ペットボトルは板状ですから、ガイドをいくつか付ければ道糸は板の上に乗るので穂先きは自然に曲がります。先端の幅は当初6mm位でSICガイドを付けました。しかし、幅が広すぎて当たりは出ませんでした。次に先端の幅を3mmにしました。多少当たりが出るようになりましたがまだまだでした。そこで考えたことは、当たりをあらわす竿先に余分な負荷があっては当たりは出ないのではないだろうか?つまり、竿先のガイドの重さが当たりを出さないのではないかと考えました。穴釣りで一般的に使われる竿にガイドが無いことがその証と言えるかも知れません。そして先端のガイドを無くしました。穂先きの全長は15cm、幅は先端から根元まで通して3mm、根元5cmは3枚あわせにして腰を作ります。 実際の釣り心地は“まあまあ”といったところでしょうか。根元まで通して3mmでは穂先きと道糸が一直線になり、『おじぎ』する当たりとは言えないところがまだ気に入りません。

 最初の誘い、聞き上げの時にあたりが出れば、あわせ、糸をたぐり、魚が付いているかどうかを確かめる。 あたりが出なければ、更に聞き上げて、誘う。明確にあたりが出る竿先があれば、一尾を釣り上げるのにかかる時間が短くて済み、結果、釣果が上がる。

 名人・S氏が削ったというカーボンの穂先きを先日見せてもらいましたが、結構硬いと思いました。「穂先きはとにかく柔らかいに越したことはない。」と信じていましたが、来る度に何百尾も釣り上げていくS氏の穂先きがあんなに硬い(私感)のなら、釣果の差は何が原因なのでしょうか?私の好みは短い竿ですから、穂先きの長さに秘密があるのかも知れません。S氏の穂先きの長さは40cmほどありました。
 しかし竿の長さは釣り座の構え方によって変わってきます。道具箱を椅子代わりに使う人は長めの竿の方が使いやすいし、カタツムリに入って座る人は短かめの竿が使いやすいでしょう。短かめの竿で常に高釣果の名人もいる筈ですから、更に試行錯誤しながら究極の高感度ワカサギ竿を目指します。

 これからも身の回りにあるいろいろなもので穂先き作りに挑戦しています。追々御報告します。

ペットボトル竿

超柔らか穂先きを活かす方法

 私の通う松原湖のワカサギのサイズは3cmから5cmが主です。また、解禁から2週間もすれば魚はスレてしまいます。小さい魚やスレた魚、そして喰い渋りの時には特に柔らかい穂先きが必要になります。

ただ柔らかい穂先きだけでなく、バランスを考えた錘の選択が大切です。自動ハリス止め付きのタナゴ用錘の小でも重い場合(穂先きが錘に負けてしまい、穂先きと道糸が一直線になる場合)はガン玉と自動ハリス止めの組み合わせで仕掛けを作ります。非常に柔らかい穂先きを使った時、それと精神的に非常に集中している時、氷面下の魚の動きまでわかるかのような感覚が味わえる時があります。しかし、錘が小さい分、仕掛けが底まで落ちるのに時間がかかります。喰いが立っている時や、魚の群れが来ている時に手返しが悪くなり、釣れる時に数が稼げない事になります。

前回、名人S氏の穂先きが結構硬いと思ったと書きましたが、S氏は結構重い錘を使っているとも耳にしました。多分、カタツムリを使わないで道具箱に腰掛けて釣る人はカーボン穂先きの長めの竿に、重めの錘を使って風に吹かれても穂先きがぶれないようにしているのではないでしょうか。また、重めの錘で手返しよく釣り、数を稼ぐのではないでしょうか。

私のようなヘボ釣り師はただ単に柔らかい穂先きを目指しましたが、それだけではダメな事に気がつきました。穂先きと錘のバランスを考えてトータルに仕掛けを考えなくてはいけないですね。私はカタツムリを使いますので、風で穂先きが揺れて困る事はありませんし、喰い渋りの時や魚の小さい時に柔らかい穂先きが有効なのは事実ですから、これからも短かめの竿、柔らかい穂先きを使っていくつもりです。猪名湖が深くても水深7メートルほどしかない浅い湖ですし長湖は更に浅いです。ポイントも浅場主体で狙えばなんとかなりそうな気もします。

 バランスの取れた仕掛けを使ってワカサギの極小の当たりが目に見える釣りを目指します。シーズンも終盤ですから、自作の超柔らかい穂先きの竿と小さいはり(秋田狐1号)、細いハリス(0.2)、軽い錘(約1g)の仕掛けを持って、来週2月22日に2003年シーズン最後の釣りにでかける予定です。そろそろ産卵の時期だと思います。穴釣り終期の釣行がどうなるか、楽しみです。

ペットボトル竿
ペットボトル竿

超柔らか穂先きを活かす方法 その2

 平成15年のシーズンはペットボトルを素材に使って高感度の穂先きを目指してきました。自宅で出来上がった時は良さそうに見えても実際に釣ってみると全然使えないものもありました。ペットボトルはどうしても胴調子になってしまい、私が願う竿先だけがピョコンとおじぎするあたりがまだ出せないのです。

 そこで市販の穂先きからヒントを得ようと、ネットで見つけた竿や穂先きを何本か購入しました。その中で福島のK-ZANのステンレスの穂先きの感度は満足いくものでした。穴釣り終期の非常に喰いの渋い時でも朝一番はかなりハッキリとあたりが出ました。聞き上げてくると手の揺れが穂先きに伝わってしまうほどの柔らかさなので、糸を左右上下に揺らして誘った後は竿を静止させてあたりが出るのを注視する釣り方が合うようです。“ピョコン”っとおじぎするあたりも出ますが、“もぞもぞ”、“ピコピコ”とかすかに揺れるようなあたりの出方が多かったです。

 しかし、あたりに最高と思えるタイミングであわせても魚が掛からない時もありました。釣れた魚の針をはずす時も簡単にはずせるような気もしましたから、ひょっとすると感度が良いために餌を吸い込んだ瞬間にあわせているのかも知れません。魚が餌をくわえているだけで、針掛かりしていないので、手繰る途中で外れてしまうのかも知れません。柔らかい穂先きなので強いあわせはあわせのタイミングが遅れてしまうと解説がありましたが、強いあわせでも掛かる時もあれば、ソフトに聞き合わせでも掛からない時もありました。

 ここらは穂先きの問題、あわせの問題だけでなく、例えば枝針のハリスの長さが関係してくるのかも知れません。枝針のハリスが長過ぎるとワカサギが喰っても幹糸まで伝わらずあたりが出ないのかも知れません。仕掛けを作る時気を許すと枝ハリスが長くなりがちです。3cmでは長過ぎるのかも知れません。

 今シーズン何本も穂先きを作って実際に釣りをして判った事はバランスが大切ということです。穂先きが柔らかすぎてもダメ。錘が軽すぎてもダメ。枝ハリスが長くてもダメ。バランスです。

 来シーズンまで色々と考えながら、作ってみます。


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